セミナーに参加して

「口腔機能管理の最も重要な目的は食事を支援する」

上記のことは、歯科の受付をしている私にとっては、 あまりに口腔のみに考えていた自分であったと気づきました。

患者様からは終始痛くて咬めない等聞いている主訴なのですが 支援にまでつきつめていかなくてはならないことを再認識しました。

身体的疾患から口腔内が劣悪な状況になってしまうことが住々してあり、 又、家族の方達も、その対処法が理解できないことが多いです。

当院でも院長や山本先生に往診していただく方達は本当に恵まれた人達といえるでしょう。

一方、経管栄養に頼っていらっしゃる方達の口腔内も汚れがたまりやすくなっているのですね。
舌もうまく動かすことができないことなどから、口が渇いてしまったり、 汚れがびっしりとたまってしまったりすること。
当院でもオーラスケアをすすめています。

人工唾液もいろいろな味があったり、感じが異なったりするものもあるので、 考察の必要があるのではないかと思いました。
自分自身でぬって体験してみましたが、少し甘い感じの方が受けいれやすいのではないかと思いました。

基本は歯ブラシが一番大切なこと、又、あまり固すぎて痛みがあると受け容れにくいので 少しやわらかめの歯ブラシで体験してみましたが、細かい振動を下向きに与えることで、 思ったより汚れがうまくおちることも知りました。

コップも2個以上用意してうがいをしていただくことも大切なことと知りました。 30秒つづけてうがいをすることは、けっこう大変なことでしたが、筋肉への刺激にもなり一石二鳥ということでした。

義歯の扱いも細心の注意が必要です。
当院でもご家族の方が義歯だけもって修理を依頼なさいますが、Dr.や技工士さん達も大へんだと思います。
ひびが入っていてもご家族にはよくわからないことが多く洗って落したり等でわれてしまうことも良くあることですが、 ご本人の口の中ではない所での修理は非常に大変だと思うからです。
それを引き受けて下さる先生方、抜工士さんはご家族にとってはありがたい存在です。

これからはますます高齢化社会がすすんでいきますが、 在宅での口腔機能管理も重要な社会問題になっていくと思われます。 まだまだ未開発の部分を考えていかなくてはならない時に来ていると痛感致しました。

歯ブラシの開発や、自宅での口腔ケア製品の開発が希まれていくとともに家族の人達が、 基本的な刷掃ができるような機能を備えた機械があれば良いと思いました。

閉じる